さて、今日は東証マザーズに上場している、スタジオアタオについて調べてみたいと思います。
女性向けの財布、ハンドバッグ等を製造、販売している会社です。
ステンドグラスみたいな財布はネット広告で目にした方も多いのではないでしょうか。
株価は2150円、PER(予)22倍、PBR7.13倍、配当利回りは0.47%。
ROE32.7%、ROA33.8%。
時価総額は135億円。自己資本比率は72.91%です。
過去の売上高、営業利益の推移です。
きれいに右肩上がり。
売上げは3年で2倍以上に。営業利益に至っては3倍以上になってます。
会社四季報の特色の欄に、
『ネット比率、リピーター比率が高い』
と記載されています。
実際、この会社は実店舗をあまり構えていません。
バランスシートを見ても、年々、現金が積みあがっていくのが見てとれます。
一方、有形固定資産はほとんど増減なしです。
さて、スタジオアタオ。
過去、数年、順調に売り上げを伸ばしてきましたが、
これからの業績はどうなんでしょうか?
順調に売り上げを伸ばしていけるのか?
アタオが手掛けるブランドは、現在4つあり、
また最近、もう1つ増えるらしいのですが、
そんなにブランド増やして、認知度はついてくるんですかね?
そういえば、かつてのサマンサタバサはセレブにバッグ持たせて派手にアピールみたいなことやってました。
あれって、どれだけ広告費をかけていたんでしょうか?
現在のサマンサタバサの半死状態をみると、ああいうのはもう時代遅れなんでしょう。
ま、サマンサの場合は社長のセクハラ問題とか、セクハラ問題とか、セクハラ問題とかありましたし、
そっちのほうがイメージを棄損するのに大だったかもしれませんが。
アタオの決算説明資料には、店舗の拡張リニューアルや、SNSを積極的に活用する、
的なことが書いてありますが、その効果のほどは不透明です。
SNSの積極活用なんて、どこでもやってるか、どこでもやろうとしていることですし。
このリンクを読んでもらうとわかるように、
アタオの財布は使いやすいらしい。
リピーターも多いそう。
ですが!
財布って、そうそう買い替えるもんでもないしなあ。
それなりの値段がするだけあって、
景気悪化状況では、売り上げが落ち込むことは覚悟しなきゃいけないでしょう。
ということで、株の売買の話ですが、
ゴールデンウィーク前に少しだけ、アタオの株を買っています。
年に20%~30%ぐらいの成長力で、PER20倍程度なら割安との判断です。
実は、去年の夏ごろに一度、INしているんですが、
その後の株価がだださがりだったので、損切りしてます。
二度目の正直といきたいですが、あまり自信はありません(笑)。