ソライトブログ

得意なものはジャンピングキャッチと狼狽売り。銘柄分析、今週の売買記録などの株ブログ

コロナ悪影響銘柄の買い時を間違えた?/今週の売買

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今週の売買

 

20200820/ウエスコ買い/ヨシックス買い

 

 8月2日コロナ悪影響銘柄の買い時はまだまだ先じゃ?という記事を書いたんですけど、見事にそこがコロナ悪影響銘柄の買い時だったみたいです。

 

エイチ・アイ・エス

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ラウンドワン

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ここまでピンポイントに当てるとは自分の逆神っぷりが恐ろしい・・・・

まあ、中長期的にはわからないですけど、短期的にはあきらかに8/3あたりが底ですね。

 

ってことで、コロナ悪影響銘柄も少し買っておくかということで、ヨシックスを買いました。

 

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コロナ以前の株価推移を見るとヨシックスはPER15倍~40倍ぐらいのレンジで推移してます。

平均だとPER22倍。

 

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過去の成長率を見ると、おおむね株価はおおむね妥当に評価されているように思えます。

ちょっと過小評価の感もあるけど。

 

もちろん、今の状況下でPERは役にたたないので、あくまで参照してるだけですが、

株価水準はそれなりに低いと思います。

 

あと自己資本比率72%と盤石なのが大きい。

中小の居酒屋は相当きびしいだろうし、上場企業の居酒屋チェーンでも財務内容が悪いところはこれから倒産するところが出てくるでしょう。

コロナ終結後は残存者利益を享受できるんじゃないかと考えます。

 

その他持ち株

 最近、買った手間いらずは堅調。

決算後に乱高下 はあったものの、この感じだと、次の決算まではそれなりに底堅いのでは?

 

日本モーゲージサービスはこの騒動の後、

 

日本モーゲージサービスの株主優待改悪騒動の顛末 - ソライトブログ

 

すぐに買い増しておこうかなと思ったものの、結局、様子見していたら、ずいぶんと上がってしまった(泣)。

こうなると、買い増すよりも売っちゃおうかなっていう気になります。

 

その他の株ではEJホールディングスが買値から2倍に。

ニッピはやっと反転してくれたかな?

 

正直、あまり今は積極的に買いたいものもないので、ポートフォリオをそのまま放置中です。

 

ウォール街のランダムウォーカーを読書中

 

有名な投資本なので、内容については知っていたけれど、実際、読んだことはなかったこの本。

 

「良い情報も悪い情報も即座に株価は織り込んでしまうから、ファンダ分析しても意味がない。インデックスファンドを買うのが最良解」

 

インデックス投資を勧めているだけの無味乾燥な本だと思っていたんですが、実際に読んでみると、単純に投資の読み物としておもしろいです。

古今東西の投資にまつわる悲喜劇がシニカルな筆致で書かれています。

 

なかでも面白かったのが、テクニカル分析への悪口。

 

 大学で教えていると、「先生がそんなに頭がいいのなら、どうして自分で金儲けをなさらないのですか」という質問を受けることがある。この手の質問は、教授たちを苛立たせる。というのは、先生と呼ばれる人種は、自分たちは世俗的な金持ちになる機会を犠牲にしてまで、教育を通して社会の貢献しているつもりだからである。

 そのような質問は、むしろテクニカル・アナリストに対してこそ向けられるべきではないだろうか。なぜなら、テクニカル分析のすべてが、要するに金儲けの手段にほかならないからだ。詳細な調査によると、テクニカル信者には、穴のあいた靴や襟のすり切れたシャツを身にまとっている者が多いということが知られている。私個人の経験では

、失敗したテクニカル信者の成れの果ては何人か知っているが、成功したテクニカル信者というものには、ついぞお目にかかったことがない。

 ところで不思議なことに、文無しになったテクニカル信者は、この道を選んだことを決して後悔したりはしないのだ。それどころか、以前にもまして熱心な信者になるのである。無礼を承知で、そういう連中が文無しになった理由を尋ねてみるがいい。おそらく彼は何のためらいもなく、「私はチャートに疑いを差し挟むという、全く人間的な、お恥ずかしい失敗を犯したのだ」と答えることだろう。みっともない話だが、私はかつて、ディナーの席で友人のチャーティストがそう答えるのを聞いて、食事を喉に詰まらせてしまったことがある。それ以来、消化に悪いからチャーティストとは食事を共にしないことにしている。

(中略)

 ご存じの通り、私はチャーティストに対して偏見を持っている。それは、個人的な好き嫌いという次元だけではなく、プロの立場に立った時の見解でもある。テクニカル分析は、学者の世界では異端の教義であり、それを非難するのはわれわれにとって喜びでさえある。われわれを、このような弱い者いじめに走らせる動機は、第一に、彼らの手法が明らかに間違っているころ、第二の、いじめやすいこと、である。これほど哀れな対象をいじめるのは、多少アンフェアな気もするが、忘れないでいただきたい。私が守ろうとしているのは、ほかならぬあなたがたの財布なのだ。

 

悪口がキレッキレ。