今週の売買
手間いらず売り/手間いらず買い/穴吹興産買い/20210115
FFJを想定数まで買い終えました。
FFJを買った分、スシローを部分売りしたり、ミクシィを売ったりしてキャッシュポジションを確保。
かなり長い間、スシローがポートフォリオ1位だったんですが、これでFFJがポートフォリオ1位になりました。
今年はFFJに賭けているので、これが上がってくれないと、とても困る。
他には穴吹興産を優待目的で100株だけ購入。
PER6.4倍、PBR0.63倍、配当利回り3.4%と指標的な割安感もありますし、基本、放置の方針でいくつもり。
なので、サブ証券会社のSBIで買っておきました。
その他持ち株
恩株として100株だけ保有しているピックルスコーポレーションが大幅高。
ピックルスは地味株ですが、10年チャートを見ると、見事に右肩上がり。
実は10年で10バガーになってます。
その要因としては、単純に売上が伸びていること、そして、売上が伸びることにより、規模の経済が働いて、利益率が上がっていることだと思われます。
かつては白菜価格の急騰のたびに売られる展開が多かったんですが、最近はそれほど反応しなくなっている印象。
仕入れ先の工夫、また商品の多角化などによって、白菜価格に業績が左右されなくなってもいますし。
持っているのは100株だけだし、放っておくつもり。
一方、軟調だったのはニッピと手間いらず。
SMHを購入
そのほかに、米国株でSMH(ヴァンエック・ベクトル・半導体株ETF)を25万円ほど購入。買うのにドルが足りなかったので、買ったばかりのマイクロソフトを売りました。
半導体ETFを買った理由は以下の東京エレクトロン社長のインタビュー。
河合氏 半導体の成長ポテンシャルは非常に高い。18年の半導体市場は4688億米ドルだった。これが30年には1兆米ドルになる。1米ドル=100円なら100兆円だ。ものすごく大きく成長していく。
2030年には半導体市場の規模は2倍になるらしい。
また今年、来年の半導体の需要はわざわざ言うまでもなく旺盛です。
5G関連の需要もありますし、あとは半導体不足で自動車関連の工場が減産したりしてますしね。
ところで、自分は工業系(ざっくりした言い方すぎますが)の銘柄というものにほとんど手を出したことがありません。
たとえば自動車部品、半導体、工業機械。
そこらへんの業界がまったくわからないので、株を買わないようにしています。
バフェットも自分がわからないものには投資するなと言ってますし。
実際、自分のよくわからない業界の株を持っていると、ちょっとした値動きで「ひょっとして、自分の知らないところでなにか重大なことが起きているのでは?」という疑心暗鬼にさいなまれ、握力が持たないのです。
2018年あたりまでは工業系の銘柄を触っていたこともあったのですが、当時、持っていたのがメイコーと東洋合成工業。
どちらも、損切り(しかも結構な額)したのを覚えてます。
その後の株価推移を見てみると、メイコーは株価が冴えず。長期投資には向かなかったみたい。
が、東洋合成工業のチャートを見てみるとすさまじい。
過去の売買記録を見てみると2018年10月に1211円で買って、同じ10月に969円で損切りしてます。
もしも持ち続けていれば、10バガー以上でした。
逃した魚は大きいと言いますが、結局のところ、この会社の強みや業界での立ち位置というものは理解していなかったので、仮に損切りしなかったにしても、おそらく株価が2倍程度で売却していたでしょう。
結局、よく理解していないものに、人間は長期的にお金を預けられることはできないということだと思います。
さて、半導体業界。
まったくの門外漢です。インテルが最近AMDに押されているらしいということをぼんやり知っているくらい。
つまり、これからどの企業が伸びるかなんてのはぜんぜんわからない。
しかも、シリコンサイクルという言葉があるように、かなりシクリカルな業界でもある。
しかし、長期的には確実に伸びる。ということで、半導体ETFを買っておこうという結論に至りました。
昨年4月あたりからずっと上昇トレンドで2倍になっているので、もう少し早く買っておけばとは思いますが、まあ、そこらへんはしかたない。