今週の売買
急落していたのと、決算前ということで安全重視でオークファンを半分売りました。
決算いろいろ
決算シーズンということで、いろいろと決算が出ています。
持ち株だったり気になった決算を軽く見てみます。
ナフコ 2021/03期3Q
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210128451309.pdf
四半期単体では、前年同期比で営業利益が101.4%増と好調を維持してます。
ただ、ここらへんはもう織り込み済みの感。
ナフコは4Qが弱く、数年前までは営業赤字が当たり前だったんですが、PB商品の比率が上がったこともあり、昨季の4Qは黒字でした。
今年は大雪の影響もあることですし、まず間違いなく黒字、それもそこそこにいい数字のはず。
とはいうものの、もう3Qまで来ているので、最終業績よりも、来期業績に関心が移っていることもあり、今後、株価が上昇するイメージはあまりないです。
今期の好調と比較され、来期の数字は見映えがどうしても悪くなりますし。
相変わらず、株価指標は割安ですが、株価は横横の展開なのかなと。
手間いらず 2021/06期2Q
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210119446100.pdf
10月から東京発着の旅行がgotoの対象となったことにより、ポジティブな影響が見られる、と1Q時点の決算短信に書かれていたんですが、
結局は、この冴えない数字に。
gotoが一時停止されたのは12/28なので、3Qはさすがに厳しそう。
ただ、この会社の利益率の異常な高さ(営業利益率が72%)からして、売上が多少減っても利益は確保できます。
あとはこのあまり見たことのないBSを見てもわかるように、貯めこんだキャッシュをどこに使うつもりなのかが気になるところ。
そもそも手間いらずも買収した事業ですし。
ヒロセ通商 2021/03期3Q
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210125448047.pdf
四半期単体での売上は前年同期比+11%。
しかし営業利益は-1.1%。
あまりポジティブにはとらえられないけれど、売り理由になるほど悪いわけでもない、という微妙な内容。
アイティメディア 2021/03期3Q
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210127449638.pdf
見ての通り、素晴らしい決算でしたが、翌日は10%プラスだったものの、長い上髭をつけました。
10月、11月に3000円の高値を付けているので、相当しこりが残っているんでしょうか。
ここまで業績が好調なのにPERが40倍以下。
来週の株価次第ではちょっと買っておきたい。
今週の持ち株
先週の記事 を読んでもらうと、株価上昇によって浮かれていたことがわかると思うんですけど、「自分がこんなに浮かれているということは今後、急落するのでは」とうすうす予感していたんですが、その通りの結果に。
オークファン、FFJといった最近好調だった銘柄は大きく下げましたし、それだけでなく全般的に下げました。
今年はこれまでかなり好調だったんですが、暗雲たちこめる展開。
もっとも最近、いろいろと売っていて、キャッシュポジションは20%ほどとってあるし、また、ここから急落するときは、何を売るかはもう決めています。
よく「マーケットタイミングをとることはできないんだから、株式投資の恩恵を最大限に受けるために株はフルポジで持つべき」という意見があり、たしかにこれは正しいと思います。
自分もマーケットがどうなるかを自分は予想できないという前提で株を売り買いしています。
ただ、だからといって常時フルポジかというと決してそんなことはない。
さすがに、常時フルポジというのは変態のなせるわざでは?と思ってしまいます。
単純に怖いですしね。
また、マーケットタイミングを取ろうとしてしまうのは、株式投資をやっている以上どうしようもない業のようなものではないでしょうか。
日々、株価を眺めていると、当たらないとはわかっていても、相場の波を乗りこなしたいという欲がどうしても出てきてしまうものであり、ポジションを増やしたり減らしたり、もしくはダブルインバを買ったりしてしまう。
その投資行動自体は間違っているかもしれませんが、まあ、やっちゃいますよね。
ということで、来週はダブルインバを買っているかもしれません。