今週の売買
ナフコの決算発表があり、その業績予想が思いのほかよかったことから、ろくに数字も見ないまま、ついジャンピングキャッチしてしまいました。
その後、どういう根拠でこの業績予想が出ているのかなと考えましたが、
この業績予想はとくに強気すぎるということもなく、それなりに妥当なものなんじゃないかとは思ってます。
昨年の月次(既存店)が
4月108.9% 5月115.7% 6月112.0%
と絶好調だったので、この3か月をちょいマイナスぐらいで通過すれば、先行きが楽観視されるとは思うんですが、どないなもんでしょう。
決算発表後の乱高下を見ると、この業績予想がそのまま信用されていない感じです。
その他持ち株
EJホールディングスが大幅下落し、3Q決算発表前の水準まで落ちてきました。
3Q決算でドヤ顔してたのがはずかしい。
一方、好調だったのはFFJ。とはいっても、上値抵抗線を突破してこのまま上に行くかどうかはわかりません。
5/14に本決算があるんですが、来期予想しだいでは売られるでしょうし。
FFJの売り時
FFJの売り時に関しては特に決めていないんですが、この状況になるまでは売らないと自分のなかで決めていた条件が一つあります。
それが「時価総額でFFJがカーブスを超えるまで売らない」というもの。
今年の1月にフィットネスジム関連銘柄を記事にしたことがありました。
フィットネスジム銘柄を見てみよう[コナミ、ルネサンス、セントラルスポーツ、東祥] - ソライトブログ
フィットネス銘柄を見てみよう[ライザップ、24セブン] - ソライトブログ
フィットネスジム銘柄をみてみよう[カーブス、Fast Fitness Japan] - ソライトブログ
このなかでカーブスとFFJを一つの記事で書いているんですけど、これには意味があってフィットネス銘柄のなかでFFJともっとも近いのはカーブスだと思ってます。
20,30代がメイン顧客のFFJ。店内はムキムキマッチョだらけ。
一方、カーブスは高齢女性がメインで健康維持のための運動といった趣き。
イメージは全然違いますが、この二社はかなり似ているところがあります。
フランチャイズビジネス
利益率が高い
小商圏でなりたつ
これに加えて、もともとアメリカ発祥という点も加えてもいいかもしれません。
ということで、FFJと比較すべきはカーブスと勝手に思っていたんですが、この二社で決定的に異なっている点が一つありまして、それが出退店の状況。
カーブスはすでに国内に2000店舗あることもあり、出店は頭打ち。
一方、FFJはコロナ禍でも出店を続けている。
それなのに時価総額ではカーブス > FFJ
手元にある最新の四季報ではカーブスが904億円に対し、FFJが544億円です。
もちろん過去の売上、利益はカーブス > FFJ ですが、成長の止まった企業が成長している企業よりも高い値段がついているのはおかしいんじゃないか、と考えてました。
もっとも、最近カーブスの株価が下がったことによって、現在の時価総額は
カーブス 772億円
FFJ 725億円
とほぼ同じ水準に。
そのうち逆転するだろうとは思っていたけど、思っていたよりも早くその時が来たのかなという印象。
さてカーブスは国内2000店で頭打ちになったわけですが、FFJの出店が頭打ちになるのはどこらへんなんでしょうか?
カーブスの2000店よりは確実に少ないんじゃないかと思うんですよね。
自分のなんとなくの感覚では1500店あたりじゃないかと思ってます。
気になるニュース
イーブック 2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
決算発表後、急落してました。
が、どういう理由によるものなんだろう?
来期予想の売上が13.2%増と控えめなものだったからでしょうか?
だけど、この会社は業績予想を保守的に出す傾向があるようだから、問題なさそうですが。
電子書籍関連はまったく見てなかったので門外漢ですが、今期の増収率が40%超えているのに、PERで15.8倍とずいぶんと安い値段がついているんですね。
少し前に丸亀製麺が弁当を始めたというニュースをテレビで見て気になってました。
何が気になったかというと、うどんの上に直接天ぷらをのせているように見えたから。
そんなことしたら、天ぷらがへにゃへにゃになってしまわないかと。
で、実際に食べているところを見ると、やっぱり天ぷらへにゃへにゃになってますね。
松屋のセパレートみたいに天ぷらを別にするくらいの気づかいがあって当然では?