今週の売買
構造計画研究所売り/プレミアムウォーター売り/20210728 - ソライトブログ
保有株状況
結局、7月は-1.2%と残念な結果でした。
EJホールディングス、ピックルスが上げたものの、ポジション多めのスシロー、プレミアムウォーターが下げたためです。
というか、スシロー、プレミアムウォーターの下げを見てみると、これでよく-1.2%で済んだなという感。
気になるニュース
ジーダット 2022年3月期 第1四半期決算短信
http://www.jedat.co.jp/ir/docs/Jedat_NewsRelease210730_1(JE11-EP-21007).pdf
1Q時点で進捗率が61.8%。
が、これは今年4月から「収益認識に関する会計基準」が新しく適用されることにより、月次で割って計上していたものの一部が一括計上されたことによるものなので、それほど好決算というわけではありません。
この収益認識に関する新会計基準が4月から導入されるというのは認識してたんですけど、すっかり忘れてました。最近、記憶力がちょっとアレなので。
つまり従来は、企業によって「出荷基準」や「検収基準」で収益認識(収益の計上)をしていましたが、今回の新収益認識基準の適用により、履行義務が充足されたタイミングで収益認識を行います。たとえば、クラウド製品の販売を行っている場合、前述の履行義務ごとにサービスの収益認識を行う必要があります。複数のサービスを同時に提供する場合は、履行義務が充足される時点はいつなのか把握しておくと良いです。
新収益認識基準、いつから何が変わる?をわかりやすく解説|ZAC BLOG|企業の生産性向上を応援するブログ|株式会社オロ
いろいろな会社の決算を見てると、
①前年度に新会計基準をさかのぼって計算しなおしている
②旧会計基準では売上、利益が○○〇プラス(orマイナス)ですと注記しているand会計基準が変わったので前年度との比較を表記しない
③何も触れていない
と、会社によって、対応が様々です。
ちょっと注意が必要なのは、証券会社等の業績推移は前期の数字を直してません。
なので、その点をチェックする手間が増えてかなり面倒。
それから、4月以降の月次が悪いからという理由で最近売ったヒロセ通商の決算がでたんですけど、新会計基準が4月から適用されていたみたいで、つまり月次の売上(営業収益)もそのせいで減っていたみたいです。
減少していた数字自体は少なかったので、この件に関しては別にいいんですが、月次の数字自体に影響があるってのはちょっと盲点でした。
飲食系、小売りの月次はほぼ影響ないでしょうが、業種によってはちょっと注意したほうがいいかもしれません。
イーグランド 2022年3月期 第1四半期決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3294/tdnet/2005922/00.pdf
中古住宅再生事業。
7/30の1Q発表と同時に上方修正。
また、最大5.5%の自社株買いも発表。
1Q進捗率は53.1%。
PER6.5倍、PBR0.7倍、配当利回り4.61%。
中古住宅のリフォームということで、スペシャルな会社ではもちろんないんですが、業績はいいんだし、PBR1倍以下までは安全域のようには感じます。
WOW WORLD 2022年3月期 第1四半期決算短信
https://www.wow-world.co.jp/wp/wp-content/uploads/ir_2021_07_30_1.pdf
旧エイジア。
前期3Qに買収したコネクティ社が連結されているため、売上、EBITDAは大幅増になってます。
Saas系なのにPERで20倍前半と安いので最近調べてたんですが、あまり印象はよくないです。
Saas系といっても、やっていることはメール配信サービスで参入障壁が低く、低成長。
重要視する経営指標にのれん償却費を含まないEBITDAをあげていることでわかるように、これからの成長はM&Aでまかなおうとしていますが、これがうまくいくかどうか、というところ。
前期1Qと比べて売上は増えたものの、営業利益率は悪くなっているし、別にいま買う必要はないかな、という印象。
ダイトーケミックス 2022 年3月期 第1四半期決算短信
https://www.daitochemix.co.jp/img_sys/news/220/220_pdf.pdf
ファインケミカルメーカー。
主要取引先は住友化学、三木産業、東京応化工業、富士フィルムなど。
売上はほぼ日本。
7/28発表の1Qにおける経常利益の進捗率は90.5%。
しかし、これは韓国子会社の受け取り保険金2億86百万円が1Qに計上しているということも一つの要因なので、それが含まれない営業利益で見てみると進捗率は60.4%です。
ということで、いずれにしろ好決算なのはまちがいないです。
ところで、ここは期初における通期の業績予想が3.6%の増収、-37.6%の減益でした。
(この発表後、株価は急落)
1Q時点で修正は出てません。
わりかし、この業績予想が謎で、今期は設備投資を前期の3倍に増やすことから、減価償却費の増大を見込んでいるのかと思ったら、決算説明資料によると減価償却費は602→619(百万円)で微増程度でしかありません。
減益の理由としては、原料費の高騰があげられています。
前期も増収減益予想だったので、利益は保守的にみておこうという癖があるのかも。
クイック(4318) 2022年3月期 第1四半期決算短信
https://919.jp/wp/wp-content/uploads/2021/07/42_1Q_tanshin.pdf
人材サービス会社。
1Qでの進捗率は99.5%。
ただ、ここは1Q偏重。
しかし、コロナ禍以前の業績をみると、2Q、3Q、4Qが赤字になったことはないです。
コロナ以前の業績をみると期末までに6億円ぐらいの純利益は積み増せそう。
現在のPERが13.2倍なんですが、6億積み増せば、PERは10倍以下になります。
ものすごい好決算という感じではないですが、まあ順調そう。
と以上、今週の決算銘柄を見てみたんですけど、今週、もっとも驚いたのは商船三井の大幅増配です。10%の配当ってそんなのありかと。
来週以降の株価推移がどうなるのか、さすがに気になります。
タバコ値上げ
痛いニュース(ノ∀`) : JTが値上げ申請 セブンスターは600円に - ライブドアブログ
これで1日1箱吸っている人は年間で20万円ぐらいタバコ代に使うことになると。
タバコ値上げニュースを聞くたびにタバコやめてよかったなと心底思います。
なにしろ、自分は1日3箱吸ってたヘビースモーカーなので、そうすると1年で60万円、10年で600万円、20年で1200万円かかる。おそろしすぎ。
タバコを吸っていたときは、1年でいくらタバコ代がかかるかは考えないようにしてました。考えたくなかったから。
今でもタバコを吸っている人もたぶんそうなんだろうな、と。都合の悪いことは見ない。見なかったら存在しないの精神。
喫煙者はタバコを吸うとストレス解消になると思い込んでますが、それ違うんですよね。
タバコを吸うことで解消されるストレスはタバコを吸えないことで積もっていくストレスだけなので、そもそもタバコを吸っていたらそんなストレスは存在しないのです。
喫煙者はタバコを2時間吸えないとイライラしだすけど、非喫煙者はタバコを2時間吸えなくてもイライラしませんし。
ところで、タバコ株ではJTは持ってないんですけど、アルトリアは持ってます。
3年くらい前に買ったんですけど、言うまでもなく失敗でした。
途中で損だししてるから含み益状態ではあるけど、配当込みでも10%くらいのマイナス。
ここ5年くらいの株価推移をみると、もしもタバコ株を買うんだったらJTでもアルトリアでもブリティッシュアメリカンタバコでもなく、フィリップモリスを買うのが正解だったみたいですね。
タバコ株の業績はちゃんと見てないけど、アイコスを世界中に売れるという立場はやっぱり強いんでしょうか。
加熱式タバコを吸っている人はアイコスばっかですし。
動画
太田上田を見ると太田のことが好きになってしまう。
特に光代社長の話が大好物です。