ソライトブログ

得意なものはジャンピングキャッチと狼狽売り。銘柄分析、今週の売買記録などの株ブログ

中国株は買わないほうがいい、とアリババを買ったばかりの口でいう

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保有株状況

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今週の売買

プレミアムウォーター 買い@2803円

日経ダブルインバース 売り@440円 -5.8%

 

先週末はボロボロで気鬱だったんですが、今週はおおむね好調。増資発表で大幅下落のケイアイスター不動産があったものの、かなり持ち直しました。

先週、減らしていたプレミアムウォーターを信用で買い戻し、あとは念のため買っておいたダブルインバを損切り。

さて今回の決算を見て、いくつか買ったわけですけど、他にダブルスタンダードとフォースタートアップスを狙ってました。が、買いそびれました。

急騰したあとに入るのはなかなかむずかしいです。タイミングがつかめなかった。

 

中国株を買ってしまう

高値から半値になっていてコロナショック時よりも下にきていたこと、また直近、セリクラっぽかったことから、ついつい出来心で(少額ながら)アリババを買ってしまいました。

もともと、中国株も少し持っていてもいいんじゃないか、と思っていたということもありますし。

最近の中国株の下落が中共の規制を懸念してのものだということは認識してますが、これから底をつけるんだったら、アリババのみならず、テンセント、バイドゥとか、あそこらへんの絶好の買い場になるのでは?

と思い、いろいろ最近のニュースを読んだりしたんですが、う~ん、中国株を今、買うのはなかなかきびしいかも、という感想を持ちました。

以下、ニュースなどを羅列してみます。

 

  中国、消費者データ保有IT企業の米IPO禁止へ(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - Yahoo!ニュース

(中国の)消費者の機密データを持っている会社の海外上場に規制をかけるというニュース。

これは、今後上場する企業に対する規制ですが、既に上場しているアリババのような企業も、そのうち規制がかかり、アメリカでの上場維持ができなくなることは十分、考えられます。

 

「中国恒大」が経営危機、ついに来るのか中国の不動産バブル崩壊 東アジア「深層取材ノート」(第101回)(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)

日本ではサッカーの広州恒大で知られる不動産大手が経営危機。

中国の不動産バブルが弾けるのでは?という記事はそれこそ10年以上にわたって読まされ続けているわけで、耳にタコ状態ではありますが、この記事によると資金繰りが悪化して実際に工事がストップしているらしいです。

 

CNN.co.jp : 中国ピンドゥオドゥオ、4~6月期の利益を全額寄付 農村振興に

今、中国株を買うべきじゃないと心底思ったのは、このニュースが最たるもの。

アメリカに上場している中国企業が4~6月期の利益を全額、農村の開発プロジェクトに寄付するそうです。

中共の圧力で利益を勝手に寄付されたのでは、たまったもんじゃないですよね。

会社の利益が投資家に還元されないのなら株を持っている意味がない。

こうなってくると、もうPERだのROEだのといった株価指標はまったくの無意味です。

圧力をかければ、いつでも中共が利益を掠め取ることができるわけで、株価が割安なのかどうかの判断すらつかなくなります。

 

カントリーリスクのわりに極端に割安というわけでもない

現在、社会主義に回帰しているように見える中国ですが、こうしたカントリーリスクがある割には、さほど株価が割安とは言えないのではと思います。

これは中国二季報をざっと眺めてみた印象。

もっとも、この本は7/26に発売されたものなので、その後の株価下落によって、その時点よりは割安になってはいるかもしれません。

 

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たとえば、高配当利回りということで目についたこの銘柄。

配当利回り10.5%はたしかに魅力的ですが、アメリカ株で7%以上の銘柄はAT&Tやアルトリアなどいくつかありますし、この程度の差であればアメリカ株のほうがいいのでは、ということになります。

 

今まで、株をやっていて、最も損失を出したのがユニバーサルエンターテインメント、二番目が澤田HDでして、まあ、どっちもカントリーリスクのある銘柄でした。

ということでカントリーリスクを過小評価するべきじゃないということは骨身にしみて実感しているので、中国株には慎重にいきたいです。

あと、SBGの株価もひどく下がってますが、もう一段、下にいくのは当然ありそう。

 

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