ソライトブログ

得意なものはジャンピングキャッチと狼狽売り。銘柄分析、今週の売買記録などの株ブログ

殿様商売のドコモがまさかの新プラン/今週の売買

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今週の売買

南陽売り/20201203

 

今週は南陽を売ったくらいです。

持ち株のなかではケイアイスター不動産、ヒロセ通商、ヨシックス、片倉工業、ニッピ、SBIが好調。

一方、ミクシィはいちよし証券がレーティングを格下げしたこともあって、大幅下落。

またナフコも下落。

ワクチンの実用化も見えてきた今、コロナ恩恵銘柄が売られるのはまあしかたないところ。

ただ、いまだにナフコのみならず、ホームセンター銘柄の業績は好調で、11月の月次を見ても、

 

ナフコ 106.5%

コーナン 108.8%

コメリ 103.8%

ジョイフル本田 100.9%

 

と既存店では100%越えを維持。

ホームセンターの好調がどこまで続くかはわかりませんが、ナフコはまだ持ち続けるつもり。

株価上昇局面でだいぶ売ってしまったというのもありますが、PER5倍、PBR0.4倍、配当利回り2.04%と指標的安さは健在なわけで、ポートフォリオの一部で放置しておくには悪くはないんじゃないかと。

 

ドコモの新料金

今週、いちばん気になった経済ニュースといえば、ドコモの新料金プラン。

殿様商売という言葉の具現化企業であるドコモがまさかUQモバイルやワイモバイルよりも安い料金を出してくるとは思わなかった。

20GBで2980円という安さもさることながら、20GBを超過したあとの制限されても1mbpsは速度がでるというのが個人的には惹かれるポイントです。

 

通信容量が超過した場合でも1mbps出るプランは今年、UQモバイルから出て、また後追いのようにワイモバイルも同じようなプランを出してきました。

自分が今使っているのはワイモバイルのスマホプランSという古いプランなんですが、このプランだと通信容量を超過した場合、128kbpsという激遅になってしまいます。

どれだけ激遅かというと、まともにウェブページが開かないレベル。なので、ワイモバイルのページに飛んで、容量を増やそうとしても、そもそもページが開かないので、それすらできないという有様。

 

一方、1mbpsがどのくらいの速度かというと、これはUQモバイルの場合なんですが、

 

www.youtube.com

 

低画質であれば、youtubeも視聴可能です。

スマホで見るyoutubeの画質なんて、そんなに気にするものではないので、これで十分。

自分にとってみれば使い放題みたいなもんです。

 

もうすぐワイモバイルの2年縛りが切れるので、ワイモバイルのスマホベーシックプランM(3680円、10GB、1mbps)にするか、それとも、UQモバイルのスマホプランR(2980円、10GB、制限後1mbps)にするか迷っていたところでした。

※一見するとUQモバイルのほうが安く見えますが、通話オプションをつけるとほぼ同じになります。

 

そこにこのドコモの新プランですよ。

正直、これはありがたい。auやソフトバンクが追随するのかはわかりませんが、サブブランドのUQ、ワイモバイルでは必ず、ドコモレベルのプランが出てくるでしょうし。

もし出てこなかったら、ドコモに移ればいいだけです。

 

あまりに安いドコモ新料金「ahamo」に残るサブブランドの痕跡(石川温) - Engadget 日本版

 

この記事にあるように、ahamo(このネーミングセンスよ)はもともとサブブランドとして設計されていたのがまるわかりです。

ドコモショップでは取り扱わず、ネットでしか対応しないって、それはサブブランドといっていないだけで、実質サブブランドなんじゃないのかと。

また、どうも用意されているスマホもおそらくUQ、ワイモバイルのように型落ちだったりiphoneSEのような廉価版になりそうですね。

 

情強の人たちはsimフリーのスマホを買ってきて、ドコモのsimを刺せばいいだけですが、情弱の人たちはそういうことができません。

 

また、お金がない人はスマホを一括で買う余力がないので、最新スマホじゃないと嫌だという層は従前どおり、ドコモを使いそう。

 

 

携帯ショップは情弱相手のビジネス

ドコモのahamoで大量の失業者が出る

 

増田でこんな記事が出てました。

ドコモに限ったことではないですが、携帯ショップというのは、無駄なオプション付けたり、SDカードや充電器をぼったくり価格で売り付ける商売だと思っているので、個人的にはなくなってもぜんぜん困りません。

とはいっても、何かわからないことがあったらネットで調べて解決するという能力がない人、というのは思いのほかたくさんいます。

別に年寄りだけではなく、若い層にもたくさんいます。

そうした、情報格差を埋める役割の商売というのは一定の需要はあるわけで、縮小しつつも、ある程度は生き残っていくんでしょう。

 

かわいそうなのは楽天

翌日の株価を見てもわかるとおり、不憫でならないのは楽天ですよ。

他の3キャリアと違い、これから、莫大な設備投資が必要だというのに、その市場がレッドオーシャン化してしまったわけですから。

ドコモは20GBで楽天は無制限なんだから、ドコモの新プランは楽天とはかぶらないんじゃないかという意見を見たんですが、20GBじゃ満足できないヘビーユーザーばかりが楽天に残ることになるわけで、それは最悪では?

 

 

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