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決算のかんたん分析ブログ

レーザーテック、マキタ、シマノ、TOTO[決算チラ見]

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今週の決算

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決算の気になるところをチェックしたのが上になります。

今週は半導体関連の決算がいくつかありました。

先々週のTSMC、先週のASMLの決算の流れどおり、絶好調ではないもののおおむね好調、という感じです。

信越化学は堅調、SCREENは上方修正が出ました。

唯一、前期比で減収減益のレーザーテック(1Q)。

 

 

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https://ssl4.eir-parts.net/doc/6920/tdnet/2038116/00.pdf

 

金曜日の決算を受けてPTSでは株価急落(-8%ぐらい)。

ところが短信には、「当社の四半期受注高は1,083億7百万円と過去最高額を更新しました」という一文があり、

 

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この金額は、前期(2021/03期)の受注高とほぼ同じで、1Q単体で前期の4四半期分を積み上げたことになります。

受注残高も2350億円ぐらいありますね。

なので、月曜日の株価はどうなるんでしょう?ちょっと気になるところ。

 

他に気になるところ

マキタは運送費高騰のあおりを受けて利益率が下がったところが嫌気されて急落してましたが、ちょっと過剰反応な感もあり。

 

シマノは売上、利益率の伸びがすごいです。もともと利益率は20%前後と高かったですが、コロナ以降、売上の伸びに伴い利益率もあがり、もう30%ぐらいになってます。

ちょっと自転車バブルの様相もありますかね。

シマノの株価は2015年から2020年までボックス相場だったのに、コロナショックのあった2020年から上昇して約2倍になってます。

ただ株価は過熱感があるものの、シマノが強みを持った会社だということは衆目の一致するところなわけで。

自転車の主要部品(コンポーネント)メーカーは世界的に3つぐらいしかなく、そのなかでもシマノはメインプレイヤー。

コンポーネント (自転車) - Wikipedia

従来、日本の得意分野としてきた部分が他国(おもに中韓)に奪われてるみたいなニュースはいろいろ見聞きしますけど、この分野はまだ日本が、というかシマノが強い。

 

エバーグランデ問題で最も悪影響のある日本株といえばTOTO。それに加えて、ベトナムのロックダウンで製品供給の遅れというダブルパンチで株価は下落してました。

決算を見ると、今のところはそれほど影響は出てないです。

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全体的に伸びているし、また半導体向けの新領域事業(セラミック)が順調。この新領域事業が利益率で21%あり、半導体活況の恩恵もあるとはいえ、なかなか期待が持てそう。
あと、ベトナムロックダウンの影響でTOTOのトイレの納期が遅れ、LIXILなどに注文が殺到しパンクし納期が遅れている、というニュースがありましたが、

住宅用温水洗浄トイレ、受注停止や納期延長=ベトナムのロックダウン・受注急増で | 住宅産業新聞

現在、好調な戸建て、マンション、中古リフォームなどは今後、ちょっと注意が必要かもしれません。

最近の不動産関連はいいニュース出ても株価の反応悪いですし。

 

と大型株ばかり取り上げましたが、今後調べてみようかなと思ったのは、

建設技術研究所

ステップ

東京都競馬

プロシップ

あたりです。

 

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