保有株状況
大発会から4日たったわけですけど、すでにこの時点で「今年、プラスで終わるのはむずかしいんじゃ?」と弱気になってます。
11月半ばからの小型グロース崩壊の流れはまだ継続中で、大型バリューばかりが買われる流れ。
トヨタが新興株みたいな跳ね上げ方をしている一方で、バリュエーション高めのグロースは叩き売られてました。
小型グロース中心でやってる人には地獄そのもの。
レバかけてなくても、フルポジで小型グロースメインだったら、今の段階で年初来-10%いってて当然の感じ。
自分は小型グロース中心ではないものの、しっかりダメージくらってます。
12月にいろいろと株を買ったんですけど、しかたないので、いろいろと売り(PRTIMESなど)。
結局、12月には15銘柄ぐらい買ったんですけど、このなかでうまくいっているといえるのはコメ兵、湖北工業、トヨタだけというありさま。
あと、これはついさっき気づいたんですけど、12月初頭からアメリカ株ではタバコ株、通信株、日本では地銀が上がってきていて、要するに今まで完全に見捨てられていた高配当株が見直されているみたいです。
大型>小型
バリュー>グロース
の流れはアメリカでも日本でも当分、続きそうですが、こうなってくると基本的に小型株しか持ってない自分はたいへん困ります。
考えられる対処法としては、
①大型株を買う
②小型でもバリューにシフト
③小型グロースの底打ちを確認してから小型グロースを買う
あたりが考えられます。
④株を全部売ってしまう
という手も考えられますけど、それをやってしまうと、再インするタイミングがわからないのでパス。
①の大型株に関しては、どこを買ったらいいのか、いろいろ考え中。
②小型バリュー。
保有株だと構造計画研究所、ニッピとかは昨年から、そんなに値を下げてはおらず、底堅い感じはありますが、かといって上がるとも思えないので。
構造計画研究所のポテンシャルにはものすごく期待しているんですが、年末年始といろいろ調べたり考えたりしたところ、この会社の業績が上向くのはもう少し先なのでは、という結論に至りました。
2018年に出資したドイツのスタートアップ企業の持ち分だけで、現在の時価総額140億円を超えてるのでは?と思われるし、まあ、4%の配当をもらいながら待つことにします。
③小型グロース。
もうすでに、明らかに安いと断言できる銘柄がちらほら。
30%増収が見込める会社でPER20倍台なんてのが普通にあります。
ただ、まだ底を打った感じのしない銘柄が多いので、どこで入ったものかちょっとむずかしいところ。
今後、いいところでいいものをつかむことができれば、おのずといい結果が出るんでしょうけど。
あと、今期、下方修正がほぼ確実で下げ続けていたkeeper技研。
トヨタディーラーでの採用が決まり、来期以降に期待ができるということで、狙っていた人も多かったんじゃないかと思うんですが、直近の月次が明らかな悪材料だったにもかかわらず、全体に連れ下げてはいるものの案外底堅い。
昨年9月の高値からもう二分の一になっているので、さすがにそろそろ底なのかなと。
ただ月次の卸売りがマイナスだったというのはかなり大きな悪材料のように思えますが。
室町ケミカルの新規買い
新規買いの室町ケミカルは1Q時点で上方修正(中間の)が出ているにもかかわらず、株価は上方修正前の水準より下で推移しているので買ってみました。
なぜ、1Q後に株価が下落したのかについては、
①上方修正後に大株主である前会長の売り出しがありネガティブにとらえられた
②11月中盤からの新興市場の崩壊に連れ安した
の2点かと思われます。
②はさておき、インサイダーである前会長が株を売っているというのは1Qの好決算が単なる特需であり一過性のものなのでは?という疑念を起こさせます。
ただ、1Qの決算短信を見ると、
特需っぽいのは③化学品事業だけに見えます。
なので、2Qもそれなりの数字が出て、通期の上方修正も2Qで出るはずなのではと考えました。
健康食品事業は前期に大口の案件が終了しており、業績の底だったみたいですし。
もし1月14日の決算で上方修正が出なかったら負け戦決定なんですが、その場合でも-10%ぐらいの損失で勘弁してもらえるのではないかという感じです。