今週の売買
決算シーズンもほぼ終わりですが、今週はいろいろな銘柄を売りました。
たぶん、過去最高レベルで売ってます。
売るということは悪いことが起こったから売っているわけで、まあ、決算の悪い銘柄が多かったということです。なかなか大変でした。
以下、羅列。
スシロー 部分売り +207.4%
売った理由としては、決算が減益予想だったのもありますが、スシローは恩株でほったらかしにしてるのに持ち株のなかでポジションが最大だったからという理由が大きいです。
決算を受けてもあまり株価変動なかったですが、数日後に急落し、またもとに戻すという、よくわからない値動きしてました。
ダイトーケミックス 売り切り -6.1%
同業の東洋合成工業が肩透かしぎみの決算を出したあと、急落してたのに連れ安してたので、しかたなく。
チャートを見ると自分が売ったあたりで切り返しているようにも見え、得意の底値売りを発動してしまったかもしれません。
ダイトーケミックスは前回の決算後に入って、一時は30%高くらいまでいってたのに、この顛末。
うまいことモメンタムに乗れたと思ってたんですけどねえ。
上のほうで少し売っていたので、トータルではトントンぐらいになってますが、まあ、がっかりです。
STIフード 売り -8.6% その後買い戻し
STIフードの3Q決算は売上が順調に伸びるものの、原価上昇で利益率低下、とどちらかといえばネガティブなものでした。
原価率アップの原因としてベトナムのロックダウンでのサプライチェーンの乱れをあげ、一時的なものと強調しています。
が、最近のインフレ懸念、円安、原油高、おまけに軽石問題と、利益率に関しては、当分、期待できなそう。
ただ、利益率に関しては、時期によって上下はあるだろうとは思っていたので、買ってすぐにもろもろの利益率に関する懸念が起こることはむしろプラスかな、ととらえてます。
台湾のセブン向けに商品販売するという話も具体化しているみたいだし、今後、売上が伸びていくというストーリーに変更はないですし。
とはいっても、これ以上、下にいくのならちゃんと損切りして、また入りなおします。
株価に逆らってもしかたないので。
FFJ 売り +21%
FFJの2Q決算。
1Q時点で今期の出店数を180→160に下方修正していたんですが、2Qではさらに160→120に下方修正。
ここまで出店数を減らすというのは、コロナによる一時的な影響ではなく、成長ストーリーが崩れたと判断。
端株を除き、全株売りました。
エニタイムは現在店舗数が900超えくらいなんですが、ここらへんが限界なのかもしれませ。
1500店舗ぐらいはいけるんじゃないかと思ってたんですが。
FFJは今年前半に大きく貢献してくれた銘柄なんですが、6割ほど売ってから、だらだらと長く持ちすぎました。
もっと早く処分しておくべきでした。
アフコロ銘柄だからということで、つい先延ばしにしてしまいました。反省。
他にもEJホールディングス、プレミアムウォーター、三精などを少しづつ売却。
保有株状況
いろいろと売りまくったわりには、先週末比で含み益も資産も増えました。
決算後に大きく上昇したケイアイスター不動産のおかげ。
ケイアイスター不動産は去年の夏あたりに買って、それからの決算は毎回、すばらしいもので、それにつれ株価も上昇していきました。
去年の段階で恩株化してしまい、今年はほぼほったらかしだったんですけど、株価推移を見ると、買い増しするべきでした。
今年だけで2倍以上になっているんだから。
自分はもともとバリュー投資家のつもりだったんですが、最近は成長株投資、モメンタム投資のいほうに軸足が移ってきました。
で、持ち株が好決算を出したら売るのではなく、むしろ買い増しするのが正しいのでは、と最近、考えてました。
もちろん、決算後の株価水準にもよりますが、現在、業績がいい会社はそれなりの期間、好業績が続く可能性が高いんだから、そのビッグウェーブに乗れるだけ乗るのが正しいのでは、と。
で、それを実行したのがイーガーディアン。
イーガーディアンは本決算後に出る来期予想がPER20倍前半になるだろうと思っていて、それを確認してから買い増しするつもりでした。
ふたを開けてみると思ってたとおりだったので、PTSで買い増し。
その後、ストップ高になりました。
ただ、正直、ストップ高になるほどの内容かな、という気はしないでもないです。
好決算には間違いないですけど。