ビジョン(9416)
損切り。全部売り切りました。
先週、ある程度売っておいてよかった。
今週、売った分は-16%です。
反省点
売買記録を見ると、ビジョンを初めて買ったのは5/21。
それから継続して6月後半まで少しずつ買い増してました。
なぜビジョンを買ったか?
4月からの上昇相場に乗り遅れたという焦りがあり、旅行関連ということで株価の戻りが遅かったビジョンが魅力的に思えました。
コロナ以前の成長性を考えると今の株価水準は割安ではないかと。
しかし、海外の感染者数増加などを見る限り、海外旅行、出張が正常になるのはまだまだ先。
また、海外旅行者向けのwifiサービスということで、go toキャンペーンにはまったく関係がない。
オンライン授業やリモートワークにビジョンのwifiが採用されたりなど、明るい話題もあるが、ここはいったん損切りしておきます。
指数は底堅いけど、銘柄によって格差がさらに広がってる印象。特にJR、小売(百貨店、紳士服)、不動産、製鉄、金融は株価弱い
— かぶ1000 (@kabu1000) July 1, 2020
JRなんかはもう3月の暴落水準まで下がってきてますね。
JR東日本のチャート
4月以降の上昇相場では、業績悪い(or悪くなりそう)な銘柄も上がってましたが、ここにきて業績での選別がちゃんとされてる感あります。
100株だけ持ってる三越伊勢丹、AOKI(紳士服のほう)も最近、株価の下落が激しいです。
AOKIなんて、600円の下値抵抗線を破ってしまい、3月、4月よりも株価が下落してます。
スシロー(3563)
部分売り。
特に売りたくもないけれど、いまだにポートフォリオトップなので。
+46%。
6月の既存店は97。9%とかなり戻してきました。
ナフコ(2790)
買い増し。
つい最近、部分売りしたばっかりなんですけど、ケーヨー、DCMの1Q決算(3~5月)を見る限り、ナフコの1Q(4~6月)はやっぱり良い数字が出るはず。
あとは、コメリの6月の月次が120.1%だったので、まだホームセンター特需は続いてそう。
EJホールディングスの上方修正
主力のEJホールディングスが2020/05期の上方修正を発表しました。
営業利益で49.2%増、純利益で56%増と、大幅増。
これでPERは5.8倍となり、過去2年のPERでは最低水準に。
発表翌日には、一時ストップ高となりました。
正直、ストップ高になるんだったら、ちょっと売っておけばよかった・・・。後悔。
7月10日に決算発表があるんですが、来期予想でどういう数字を出してくるかわかんないですし。
保守的な数字を出されるとちょっときつい。
というのも、この会社は官公庁向けの建設コンサルという特徴から、4Qに売上が集中します。
なので、1Qから3Qまでは冴えない数字をずっと見せられることになります。
1Q、2Qは赤字が当たり前、3Qでちょろっと黒字になる程度。
たとえば2019/05期は最終的には増収増益で着地しましたが、1Qから3Qまでは、ずっと減収でした。
これを4Qまで耐えるのはなかなかつらい。
あと今期の数字が良いのは、前期の業務が西日本豪雨災害で延伸したからでもあります。
なので、今期と比較して、来期予想で保守的な数字が出てくることは十分考えられ、そうした場合に株価がどう反応するかは不安なところ。
ただ、3Q時点での受注残高が前年比21%増ということを考えると、来期も好調維持なのでは?と思いますが。
しかし、EJはこれで4期連続の増収増益になりました。
しかも、国土強靭化銘柄。そのうえ電線地中化銘柄でもある。
なのに、PER5.8倍、PBR0.69倍、配当利回り2.89%と割安に放置されているのは、やはり、先述したように、4Q偏重が嫌気されているものと思われます。
ここで建設コンサル銘柄を見てみると、やはりPBR1倍以下が多いですし。
他の建設コンサルもある特定期に売上が偏重します。
PBRが2倍を超えてるのは応用技術と構造計画の2社だけですが、これらは建設コンサルよりもIT系っていう印象です。
建設コンサルを眺めてみると、年によって利益のブレはあるものの、10年単位で見ると売上、利益を伸ばしている会社が多い。
オリコンHD、いであ、長大、建設技術研究所あたりはそれなりの成長を見せてます。
特に、オリコンHDなんかは8期連続の増収増益。
それでもPERは6倍程度です。
やっぱり、建設コンサルゆえの割安評価でしょうか。
あと、ちょっと気になったのが、最近ウエスコが株主優待を新設した件。
建設コンサルの優待といえばクオカードが定番なんですが、ウエスコの優待は四国水族館の入場券です。
調べてみると、四国水族館の入場料は2200円。
現在の株価、435円で計算すると、優待利回りは4.8%。
配当利回りが2.2%なので、合計すると7%になります。