今週の売買
今週はほとんど売買なし。
FFJを買い増そうかどうか迷ったんですが、来年まで待ってもいいだろうということで動きませんでした。
今年を振り返って
↑ 今年の失敗に関しては別記事にしましたので、よかったら読んでください。
個別株の失敗に関しては、かなりポジションを取っていたSBIが鳴かず飛ばずだったのがきつかったですね。
年末に高騰したんですが、リップルの件でまた元の株価に戻ってしまいました。
それから4月に買ったにもかかわらず、いまだに+14%でしかないニッピ。
ここらへんがもう少し上がってくれてればとは思いますが、まあしかたない。
今年仕込んだコロナ悪影響銘柄は手間いらず(旅行)、ヨシックス(居酒屋)、三精テクノロジーズ(遊園地、舞台)の3社。
買いたいコロナ悪影響銘柄ということでブログ記事にまでしたラウンドワン、アミューズは結局買わずじまいでした。もっともラウンドワンは100株だけ試し買いしてはいます。
来年の成績はコロナ悪影響銘柄の他に、年末に仕込んだオークファン、さくらさく、FFJあたりに左右されそう。
ここは一勝二敗でもいいから、その一勝が2倍以上になってくれることを期待してます。
今年の成績があまりよくなかった(前年比わずかにプラス)理由を考えてみると、新規に買った銘柄で2倍以上になったものがテイツーしかなかった点かなとも思うので。
一方、昨年から持ち続けた銘柄の話。
昨年末時点のポートフォリオで1位だったのがスシロー、2位がMSOLだったんですが、実は今年末の1位、2位もまったく同じ。
スシローは途中で半分以上売っているんですが、株価が上昇しているため、いまだに1位です。
結局のところ、今年の投資成績に最もポジティブな効果を与えてくれたのはスシローでした。
(ちなみに最ネガティブ影響はユニバ)
自分のようなバリュー投資家は割安であることに価値を見出しますが、
多少、割高であっても、強い企業はなにがしかの理由があって強いわけで、これからも強い(と思われる)。
そして株価もついてくる。ということでしょうか。
さて、スシローといえばこんな記事がありました。
都内で飲食店の閉店が相次いでいるため、比較的業績が好調なスシロー、くら寿司などの出店余地が生まれているという記事。
記事内で触れられているように、スシローは近年、都市型店舗に力をいれています。
従来のロードサイド型の店舗では車で来店することから、アルコール類の需要は期待できませんが、都心型の店舗であれば違います。
不振に陥っている居酒屋の需要を回転ずしが取り込んでいくことも考えられます。
飲食業界は強いところと弱いところの明暗がくっきりとわかれてきた印象ありますね。
個人経営の居酒屋が厳しいのは当然として、上場しているところでもいくつかつぶれるところが出てきそう。
危なそうな居酒屋銘柄
ということで、危なそうな居酒屋銘柄を探してみたんですが、危ない居酒屋銘柄を見つけるのは簡単です。
3、4月あたりの大底よりも現在(12月末)の株価が同水準、もしくはそれより下の銘柄を見ればいいだけ。
自己資本比率が3.7%。
昔、この会社を調べていたら、会社のサイトに社長の誕生日会の写真が掲載されていて、それがかなりのパリピ感だった思い出。ま、面白い会社であることはたしかです。
継続前提の疑義。
自己資本比率9.3%。
そもそもコロナ以前から2年も連続赤字。
平常時においても、居酒屋というものは流行りすたりの激しい業種ですし、このなかのいくつかは哀しい最期を迎えると思われているんでしょう。
逆に鳥貴族、串カツ田中、ヨシックスあたりは株価推移からして、「ここは大丈夫」と思われてる感あります。
さて、来年のマーケットがどうなるかですが、
藤野さんは来年、株価が暴落すると予想してるみたいですが、はたしてどうなることやら。
正直なところ、こういう著名投資家の予想って、
当たるも八卦、当たらぬも八卦
程度のものだとは思ってはいます。
ただ無視もできないのは事実。
マーケットタイミングを読みきるセンスは自分にはないので、「ちょっとキャッシュポジション多めにしとうかな」くらいのスタンスで来年もやっていこうかなと思います。