今週の売買
日経平均が爆上げしてるらしいですね。どこの世界の話だって感じですが。
持ち株は下げているわけじゃないけど、ぜんぜん微風でした。扇風機のファジー機能を使ってるくらいの。
さて今週の売買ですが、 年末、そして今週とかなり新規銘柄を買いまくっていたせいで、キャッシュポジションが枯渇。
なので、片倉工業とSBIを売りました。
どちらも売り切りです。
片倉工業は平均で約10%プラス。SBIは15%プラスくらいです。
半年くらい持っていたのにもかかわらず、この成績はどうなんだか、という感じですが。
一方、新規買いしたのは三菱地所。
三菱地所を買った理由
①資産価値に対して割安だから
三菱地所が保有不動産の含み益に対して割安なのは、皆さんご存じのとおりだと思うので、わざわざ説明するまでもないでしょうが、一応言っておくと、賃貸不動産の含み益は4.2兆円です。
であるのに対し、現在の時価総額は2.3兆円。
[参考記事]
不安だらけの今だから、改めて注目。買収価値から割安な「ディ-プ・バリュー株」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
②大型株が一つ欲しかった
最近、買ったのがオークファン(時価総額231億円)、さくらさく(時価総額103億円)、FFJ(441億円)と小型株ばかり。
そもそも、持ち株で時価総額のいちばん大きいのはスシロー(4131億円)。
この点、時価総額が2.3兆円!しかも日経225銘柄!(しかも割安)
の三菱地所がまぶしく映ったわけです。
冒頭で日経平均に取り残されてる悲哀について述べましたが、やっぱり大型株が一切ないというのもバランス的にどうなのかと思ったので。
③コロナ悪影響銘柄だが、直近の業績はそこまで悪くない
今後、リモートワークが進むことにより、三菱地所が持っている都内の一等地のオフィスは今後、賃料が下がったり、賃貸不動産の含み益が減ってしまうことはあるかもしれません。
ただ、その可能性はあるにしろ、その進行はある程度、長いスパンで実現化していくものだと思われます。
いわば、遅効性の毒と言えます。
しかし、現状、2021/03期の中間決算の業績はこんな感じ。
そして、2021/03期の業績予想がこちら。
この程度の減益で済んでいるのに、今の株価はちょっと低いのでは?
とは思うものの、三菱地所の10年チャートを見ると、長期にわたってダウントレンドですが。
いつのまにか持ち株の35%がコロナ悪影響銘柄
昨年の夏あたりからコロナ悪影響銘柄をいろいろと買っていたら、いつのまにかポートフォリオ内でコロナ悪影響銘柄が35%を占めるまでになりました。
具体的には、手間いらず(観光)、ヨシックス(居酒屋)、FFJ(スポーツジム)、三精テクノロジーズ(遊園地、舞台)、そして三菱地所。
なんか、いくらなんでも買いすぎのような気がしないでもない・・・・。
手間いらずなんて、オリンピック中止にでもなったら、爆下げしそうですし。
中長期投資主体の人で、コロナ悪影響銘柄をポートフォリオに組み込んでいる人はたくさんいるでしょうけど、その割合はどのくらいなんでしょうね。