今週の売買
もともと短期目的だったコーナンを売りました。
ニッピは半分売り。
買ったのがたしか去年の4月だったので、1年で20%プラス。
市場平均と比べると、かなり見劣りがする結果となりました。
ニッピは昨年の3/27に東京足立区の土地(帳簿価額20億円)を売却して、52.9億円の特別利益を得ました。
ニッピが保有している土地に含み益がのっていることはみんな知っているけれど、含み益はしょせん含み益でしかなく、絵に描いた餅でしかありません。
しかし、その一部が売却され、含み益が顕在化されたことが、きっかけとなって、株価が見直されるかも、と思いました。
時価総額が80億程度の会社が52億円の土地の売却益を出したというのもけっこうなインパクトですし。
もっとも、株価が見直されるかもという期待は完全に見込み違いだったわけですが。
その特別利益が配当などで株主に還元されることも特になく、最近、30億円で大阪心斎橋の土地を購入することがアナウンスされてました。
ニッピの株価はたしかに安いけれど、安く放置されているのには、こうした株主軽視の経営がなされているからです。
経営陣が株主軽視の経営を続けていることの要因の一つにリーガルコーポレーションと株の持ち合いをしていることがあげられます。
さて、そのリーガルコーポレーションは20/03期に続き21/03期も赤字らしく、工場を閉鎖したりリストラするそうですが、この機会に株の持ち合いを解消してくれればいいのに、と思うんですが。
一時的に株価が下がることがあっても、長い目で見れば、そっちのほうが株主にプラスの結果になるのでは?
その他持ち株
ヨシックス、三精などが軟調。
一方、スシロー、MSOL、FFJなどが堅調でした。
朝、証券口座の持ち株を見たら 『 FOOD&LIFE COMPAN』という謎の文字列が並んでいて「昨日、酔っぱらっていながら注文だして、わけのわからない会社を買ってしまったか」と悔やんでいたら、スシローが改名したんですね。
そのIR、ずいぶん前だったからすっかり忘れてた。