8月の月次がかなりでそろいました。
持ち株では、
スシロー 109.1%
日本KFC 106.9%
ブックオフ 101.5%
フジ・コーポレーション 117%
こんな感じでした。
タイヤ販売のフジ・コーポレーションは明らかに消費税前の駆け込み需要ですので、そこらへんは評価を割り引く必要があります。
主力にしているスシローは好調でなにより。
回転すしで覇権をとるのはスシローだと思っています。ただ、既存店は22か月も
100%超えなので、この勢いがどこまで保つものなのかには不安があります。
昔、30か月連続で既存店が100%超えしていたヴィレッジバンガードも今では株主優待で株価がかろうじて維持されている状態ですし。
さすがに、スシローの場合100%割れしてもヴィレバンのように落ちぶれることはないでしょうけど。
さて、日本KFCとブックオフについてです。
この二つの会社はどちらもここ1年くらいで業績が回復しているという共通点があります。
8月の月次に注目していました。
というのも、日本KFCの前年8月の既存店売上は111.4%。
ブックオフは105%。
つまり、前年の既存店売上がどちらもハードルが高かったのです。
ここ1年で業績が回復している両社。その回復がこれからも続くのかどうかが8月の月次でわかるんじゃないかと思っていました。
結果、両者の月次は明暗わかれるものとなりました。
日本KFCは前年比、106.9%と合格点。前年が111.4%であることを考えれば、かなりの上出来です。
一方、ブックオフは101.5%とぎりぎり100%を超えたレベル。
下はブックオフの月次です。
上段が前年度、後段が今季となります。
これを見ると、今年の7月までの月次が好調だったのは、前年の月次がそれほど高くなかったからだということがわかります。
8月以降の前年月次は、それ以前と比べて一段階レベルが上がります。
つまり、これからのブックオフの月次にはあまり期待できないかなあという感じです。
一方、これが日本KFCの前年月次です。
これを見ると、前年7月から売り上げの急回復が起きているのがわかります。
そして7月、8月がいちばんハードルが高かったことも明らかです。
結果、今期の7月、8月も上々の売り上げを出したわけで、今後のKFCには期待したい。
あと月次という点で目を引いたのは全店売上が128.4%のコメ兵なんですけど、数日前から株価が上がっていて、これ明らかにお漏らししてません?