今週の売買
先週末に売った後、やっぱ間違っていた!とあわてて買い戻した手間いらずを月曜日にやっぱ間違っていた!と売った。
今週の売買はそれだけです。
ただ、持ち株のほうはかなり大きな動きがありました。
木曜日に主力株のFFJがストップ高。
他にも準主力のオークファンなどが好調で、1日で50万以上のプラスでした。
1日で50万以上のマイナスはコロナショック時に経験していますが、1日で50万円以上のプラスは初めて。
しかも、これで資産が2000万円を超えました。
自分の持ち株が急騰して頭がかあッと加熱したようになり、胸がどきどきして収まらない。
その感覚を久しぶりに味わいました。
そして、そうした高揚感を覚えたときは、その後、たいてい大損をこくという記憶も思い出した。
例:4000円にタッチしたときのユニバ
暴落でパニくるのも暴騰で浮かれるのも冷静な判断ができなくなるという点では同じなので、気を引き締めたいと思います。来週、暴落してたりするかもしれませんしね。
そもそもFFJは長期投資目的なので、ストップ高ではなく、じりじり上げてくれたほうがうれしい。
で、そのFFJなんですが、FFJを単体で見るのではなく、フィットネスジム銘柄全体を俯瞰したいと思って、書き進めていた記事がやっと書き終わりました。
フィットネスジム銘柄を見てみよう[コナミ、ルネサンス、セントラルスポーツ、東祥]
フィットネスジム銘柄をみてみよう[カーブス、Fast Fitness Japan]
※以下は純然たる持ち株の買い煽りになりますので、ご注意ください。
ここで、フィットネスジムの主だった銘柄の時価総額を見てみると、
大型スポーツジムで最も時価総額が大きいのは、東祥(8920)で575億円。
売上は344億円、営業利益は96.8億円(2020/03)。
ライザップグループ(2928)の時価総額は818億円。
売上は2029億円(2020/03)。構造改革中ということもあって、2年連続で営業赤字。
カーブス(7085)の時価総額は739億円。
売上は280億円。営業利益は54億円(2019/08)。
といったところになります。
一方、FFJ(7092)の時価総額は617億円。
売上は113億円。営業利益は28億円(2020/03)。
売上と利益だけを見ると、FFJは超絶割高に見えます。
しかし、私はそうは思いません。
まずライザップはグループ企業がいろいろとありすぎて、妥当な時価総額がよくわからないのでひとまず置いておきます。
そして東祥とカーブスは低成長なので、FFJのほうが業績に対して評価されるのは当たり前の話。
フィットネスジムの記事を書いて思ったのは、FFJとビジネスモデルが最も近いのはカーブスだということです。
どちらもフランチャイズビジネスで、小商圏で成り立つという特徴があります。
ここで重要な視点が現在の店舗数。
現在、カーブスの店舗は全国に2000店、そしてFFJは800店ほど。
エニタイムがこれからどの程度まで店舗数を増やせるのかはわかりませんが、カーブスが一つの目安となるのではないかと。
そして、両社の成長性を考慮に入れると、売上、利益が半分程度だとはいえ、FFJはカーブスと同程度の時価総額で評価されてもいい、というかカーブス以上に評価されても不思議ではない、と思っています。
それから、今秋の日経の記事で青山商事が紳士服売り場を最大5割減らす可能性があるという記事が出ていました。
空きスペースにはコンビニなどを誘致するらしい。
青山商事はエニタイムとフランチャイズ契約を結んでいて、今後、5年間で50店舗ほどに拡大する予定だったのですが、
[参考記事]
「洋服の青山」からエニタイムフィットネス併設店舗が登場、集客面の相乗効果狙う
エニタイムの店舗拡大につながるかもしれない、つながればいいなあと思ってます。
今週の持ち株