今週の売買
現物で持っている分とは別に信用でプレミアムウォーターをちょっとだけ追加買いしました。
6/30にプレミアムウォーターはTIP型の転換社債と新株予約権での資金調達を発表したんですが、その行使価額が4000円と4400円。
現在の株価は3525円。現在の株価のままだと引き受け先のマッコリーにはまったくメリットがありません。貸した10億円が3年後にそのまま10億円として返ってくるだけ。
ということで、会社側も引き受け側も4000円以上、また4400円以上の株価を想定しているんだなということが買い理由の一つ。
あと、プレミアムウォーターを買ったときの不安要素の一つは「ひょっとしてこの社長はアホなのでは?(大変、失礼、ごめんなさい)」という疑念でした。
この会社は営業力が強いということもあって、典型的体育会系な社風。社長の誕生パーティ開いちゃうくらい。
社長も、どっちかというと脳筋系の人に見え、あまりいい印象がありませんでした。
ところが、今回、TIP型と株主に対しても配慮した資金調達ということで、経営者としてまともな人なのでは、と認識を改めるにいたった次第。
他に有利な資金調達手段がいくらでもあるだろうに、なぜかMSワラント出す会社とかよくありますし、ああいうのと比べたらめっちゃまとも。
保有株状況
先週、発表されたスシローの月次が悪く、大幅安。
全体的にも週末のETFの分配金売りなどもあり、なかなかにつらい展開でした。
金曜日の後場からは多少戻しましたが。
7月に入ってから、2勝5敗とまあひどい状況です。
気になるニュース
JTOWER と NTT 西日本、インフラシェアリングに向けた 鉄塔カーブアウト(売買)の実施について
JTOWERってどこで下げ止まるんだろうと思ってたんですが、もともと超割高株ということもあって、どこが底なのか判然としなかったわけですが、
このニュースで底打ちした感は・・・ある・・・かな。
まあNTTが持っているよりもJTOWERが鉄塔を持っていたほうが、そりゃ有効活用できるでしょうし、ポジティブニュースなのは間違いないですが。
だけど、JTOWERの存在意義って、携帯キャリアの中立地帯というところにあるわけで、欧州におけるスイスみたいなもん、と理解すればいいんでしょうか。
しかし、グロースの超割高株が下げ始めると恐ろしいところまで下げますね。同じく超割高グロースのグレイステクノロジーとかもどこまで下げるんだか。
古舘伊知郎も橋本真也も現場にはいなかった…プロレス界伝説の大乱闘「旅館破壊事件」の“ウソ“と34年目の真実 | 文春オンライン
古館さん、その場にいなかったんか。すべらない話のだいぶ前から、この話しゃべってたのに。
【悲報】ひろゆきさん、在仏53年の言語学者に喧嘩を売るも見事返り討ちにされる : オレ的ゲーム速報@刃
今、現在、どう見ても勝ち目のない戦いをしているようにひろゆき氏ですが、ちょっと前のこの対談もなかなかのひどさ。
小馬鹿にした態度、議論のすり替え、極論で煙に巻くなど、人をいらつかせる天才の異名は伊達じゃない。
よく、キレずにいられるなと感心。
ただ、このフリクションが見てておもしろいのは事実。ぜひ、見てほしい、めっちゃ面白いから。
ところでひろゆき氏は「国民に金を配ってもそれが(たとえばパチンコなどの)無断な使い方をされたら意味がない」と主張しているんですが、ケインジアンの三橋さんにそれを言ってどうするんだかという感じです。
ケインジアンにとって国からお金を配られた人が無駄遣いをするのは、むしろ望むところのはず。
それがたとえパチンコのような無駄な出費であったとしても、パチンコ店からパチンコ台メーカー、また部品メーカーに経済効果が波及していくので喜ばしい出来事といえます。
ケインジアンにとって、最悪なのは、お金を配っているのに、国民が貯金してしまい、ぜんぜんお金が回らないという事態のはずなのに、ひろゆき氏はむしろそれを主張しちゃっている。
自動販売機でジュースを買ったことすらほとんどない節約家らしいので、その感覚の延長で発言しちゃってるんでしょうね。
あと、三橋さんといえばMMT支持者なわけですが、MMTが世に出てもうだいぶたつわけで、そろそろMMTが正しいのかどうかはっきりしてほしい。
中野剛志さんに「MMTっておかしくないですか?」と聞いてみた | 中野剛志さんに「MMTっておかしくないですか?」と聞いてみた | ダイヤモンド・オンライン
経済学の入門書を何冊か読んだ程度の人間からすると、MMTが正しいんだか正しくないんだか判別がつかないです。