保有株状況
先週、金曜日の急落に続き、今週も大幅に続落でした。
先週、金曜日の下落はオミクロン株の一件が大きかったですが、今週はパウエルのタカ派発言の影響のほうが大きかった印象です。
個々の株価を見ると、直近決算が好調だった銘柄ほど売られていました。
7%、8%ぐらい下げるのは当たり前という感じで、決算前の水準まで戻ってる銘柄もちらほら(PRTIMESとか)。
自分の保有株のダブルスタンダードなんて決算前の水準のさらに下にいってます。
ダブルスタンダードもそうですし、同じく保有株で直近決算好調のイーガーディアンなんかもひどく下げていたので、今週の成績は大幅ダウンでした。
金曜日に買ったユーザーローカルを月曜日に損切り(たったの一泊で7.4%のマイナス)したのも痛かったです。
ただ、ここで大幅にくらってしまうのは、ある意味したかたないことなので、あきらめもつきますが、その他に一つどうしようもない大失敗をやらかしてしまいました。
AB&Companyをナンピン買いして大損失
IPO直後のAB&Companyは需給が悪いことは承知していましたし、今後、どれだけ成長が続くのかという不安もありましたし、あとBSに計上されている74億円ののれんが業績悪化のときは火を噴く(会計基準がIFRSのため毎年償却されずBSに残っている)という懸念もありました。
が、さすがに成長性に対して割安すぎるのでは?と考えました。
10月決算で現在は3Q決算まで通過していて、本決算は12/15に出るのですが、もうすでに来期のガイダンスは出ています。
2022/10期の来期予想をもとにするとPERで15倍前後となり、さすがにこの成長性でこのバリュエーションは割安に見え、ここは勝負するときじゃないかと考えました。
で、先週、購入。
ところが、今週は地合いもあり、大幅下落。
そこで損切りし、また買い直し。しかもかなり大きく。
ところが翌日、また大幅下落。
また損切りし、買い直したんですけど、ここでふと気づく。
「あれ?これは無限に続けてたら、お金がどんどん消えていくやつでは?」と。
ちょっと頭が熱くなりすぎていた!
いけることはいけると思うけれども、需給が悪いのは確かなんだし、冷静になるために、いったん撤退しよう。
下落トレンドがどのくらい続くのかもわからないんだし、落ちるナイフをつかんで血みどろになってる場合じゃない。
買うにしても、少しづつ買っていこう。うん、そのほうがいい。
と考え、全株売却。
そうしたら、翌日は13%の大幅高で完全に心が折れるやつ。
昨日、損切りしなければこの上昇をとれたのにとむせび泣きながらも、毎日、少しづつ買っていきました。
現状、買った分には少しの含み益は出てますが、トータルでは大幅マイナスです。
完全にやらかしました。
11月中盤に決算超えたあたりでは、年初来成績が29%+ぐらいだったのに、今では19%+くらいまで落ち込む結果に。
今年はこれから上昇するイメージはできないですし、なんだかしょぼい成績で終わるの確実です。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
大幅ドローダウンをくらっているし、金曜日のアメリカは大幅安だし、中国株は暴落してるし、ついでにビットコインも暴落してるしで、きつい状況ではありますが、あまり落ち込んではいません。
というのも、先週、いろいろ売ったのと、今週、いくつかアメリカ株を損切りしたので、キャッシュポジションが40%くらいになっているためです。
これくらいキャッシュポジションがあると、むしろ株価が下がってくれたほうがありがたいです。
何を買おうかなあ、と選択肢があるのはなかなか楽しい。
今回の株価下落で2018年の年末との類似に言及されてるブロガーさんがおられたんですけど、もしも2018年と同等なら、今の下落はほんの初動に過ぎないわけです。
買いたい株はたくさんあるので、これから物色したいところ。
※ ところでSBGはどれだけ落ちるんでしょう?
6000円近辺が底値と考えていた人は多く、自分もそう思い買おうかなと思ってたんですけど、最近の習近平の振る舞いを見ていると、もう中国株の前提条件は1年前とはぜんぜん違っているわけで。
もっと深掘りしそうですが。
SBGは悪材料がいろいろ出ているときに投身自殺するつもりで買うとうまくいくという認識なんですが、その自殺ポイントがどこらへんなのか、自分にはよくわかりません。